新型インプレッサ、俺様の希望グレード決定!
発売目前!
次世代スバルのトップバッター、
俺様も注目する新型インプレッサ。

まずはグレード、そして、
「G4」か「スポーツ」かの
選択が必要だ。
今回はその選択の過程を公開し、
「なぜ俺様は、
そのグレードを選んだのか」
その理由を示したいと思う。
新型インプレッサのグレード構成
新型インプレッサのグレード構成は
非常にシンプル。
セダンの「G4」でも
ハッチバッグの「スポーツ」でも
共通のグレード構成となっており、
同一グレードなら価格も同じだ。
●「G4」の各グレード価格一覧

●「スポーツ」の各グレード価格一覧

排気量の違いを含めても
グレードは基本3通りしかなく、
各グレードにFFとAWDがある。
1.6i-L EyeSight (FF)・・・192万2400円(税込)
1.6i-L EyeSight(AWD)・・・213万8400円(税込)
2.0i-L EyeSight (FF)・・・216万円(税込)
2.0i-L EyeSight(AWD)・・・237万6000円(税込)
2.0i-S EyeSight (FF)・・・237万6000円(税込)
2.0i-S EyeSight(AWD)・・・259万2000円(税込)
これぐらいシンプルだと
グレードも選びやすいので、
試乗する対象も絞りやすい。(^_^)
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「G4」か「スポーツ」かの選択
まずはグレードよりも先に、
ボディタイプの選択をするとしよう。
マツダの「アクセラ」もそうだが、
「インプレッサ」と言えば、
やはりハッチバックのイメージが強い。
そのせいか、先代インプレッサでも
売れ筋はハッチバックの「スポーツ」
のほうだったようで、
世間一般的には「スポーツ」を選ぶのが
普通の選択なのだろう。
しかし俺様にとって、
世間一般の選択など、どうでもいい話。
クルマの内容(価格も含む)こそが、
俺様の選択を左右する全てである。
ここは冷静に「G4」と「スポーツ」を比較して、
どちらが俺様の愛車としてふさわしいのか、
見ていくとしよう。
まずクルマ選びにおいて、
「見た目」が気に入るかどうか
というのは重要な要素だ。
というわけで、
「G4」と「スポーツ」の
デザインを比較してみよう。
(画像の車両グレードは、
いずれも「2.0i-S EyeSight」)
フロントビュー
・「G4」

・「スポーツ」

造形にイマイチ「張り」が無いね。
レヴォーグのフロントなんて
張りがあってカッコいいのになぁ。
差別化するために、
あえて格下のインプレッサでは
押し出し感を抑えたのかな?
サイドビュー
・「G4」

・「スポーツ」

「G4」に関してはフロントノーズが短く、
ボンネットからAピラーへのつなぎの部分に
メリハリが無いため、セダンとしての
3BOXフォルムが「のっぺり」してしまって、
インパクトに欠ける印象。
寸法を抑えつつ居住性を重視した弊害が
わかりやすく表現された典型的な例だ。
「スポーツ」に関しても、
リヤの居住性を確保しようとしすぎなのか、
フロント側にボリュームを寄せているうえに
リヤにもそれなりのボリュームがあるため、
全体としてボテッとした感じに映る。
なんか、インプレッサスポーツというよりは、
「レヴォーグを全体的にショボくしてみました」
的なデザインに見えて仕方がない。
リヤビュー
・「G4」

・「スポーツ」

お気づきになられただろうか?
なんと!
「G4」にはマフラーカッターがあるが、
「スポーツ」には無い! (*o*)
「スポーツ」というぐらいだから、
むしろ付けるなら「スポーツ」のほうに
マフラーカッターを付ければいいのに、
なんだかよくわからない謎仕様だ。
「オプションで付けるしかないか」
と思ってアクセサリーカタログを見ても、
「スポーツ」用のマフラーカッターが
見当たらないので、とりあえず現状は
「純正」でマフラーカッターを
付けることは出来ないっぽい。
そしてこれもまた居住性確保の弊害なのか、
「G4」にしても「スポーツ」にしても
リヤフェンダーの張り出しが少なく、
踏ん張り感が乏しい。
以上、まぁ許容範囲ではあるけども、
今回の新型インプレッサは、
「デザインが魅力のクルマではない」
というのが、俺様の率直な印象。
だけど、
あえて「G4」か「スポーツ」の
どちらを選ぶかと言われたら、
カッコ良くはないけれど、
まだ「G4」のほうがマシかな、
という感じ。
「スポーツ」のボテボテ感が
俺様的にはかなりマイナス評価だし、
そもそもマフラーカッターの設定が無い
というのも痛いところ。
「G4」のデザインなら、
オプションのパーツでごまかせば
それなりに納得できる見栄えになると
思うしね。(^^)
というわけで、
ボディタイプに関しては、
「G4」で決まり!
と。(^_^)
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各グレードの装備比較とオプション選択
次に、各グレードの装備の違いを比較して、
どのグレードが俺様の許容レベルを満たすのか、
また、必要なオプションを付けたら
価格はいくらになるのかなどを調べて、
候補のグレードを絞り込むための
情報を整理していくとしよう。
なお、装備に関しては、
「G4」と「スポーツ」での実質的な違いは
マフラーカッターの有無だけだ。
また、先述した通り、
俺様の愛車候補となり得るのは「G4」
という結論も出ているので、
以下、
「G4」の主要装備表を用いて
装備の比較をしてみることにする。
なお、
「1.6i-L EyeSight」に関しては
まだ発売されておらず(2016年末に発売予定)、
現在の装備表に記載されている装備内容は
変更される場合もあるとのことだ。
AWDシステム・足回り・メカニズム

1.6リッターモデルには
リヤのスタビライザーが付かず、
ドライブモードのセレクタ(SI-DRIVE)も
付かないようだ。
まぁ1.6リッターモデルに関しては
先代でもSI-DRIVEは付いてなかったが、
上級のSグレードがラインナップされていて、
リヤスタビが付いているグレードが存在した。
しかし、とりあえず現状の装備表を見る限り、
新型インプレッサにおける1.6リッターモデルは
完全に廉価版グレード扱いのようだ。
1.6リッターモデルにも後追いで
上級グレードが追加されるかもしれないが、
はたしてどうなのだろう?
価格もどんどん上がってきているので、
もう完全に主力を2.0リッターモデルに
絞る方針なのだろうか?
まぁそれはどうでもいいとして、
俺様としては、走りに違和感さえ無ければ
別にリヤスタビライザーがあろうが無かろうが、
そんなことはどうでもいい。
(逆に言えば、リヤスタビがあっても
走らせてみて違和感があったらダメ。
スペックではなく、走りの実力が重要。)
でも、SI-DRIVEに関しては、
絶対に欲しいとまでは言わないが、
あったほうがうれしいかな、と。
視界

最上級グレードの「2.0i-S EyeSight」だけが
標準でLEDヘッドライトを装備している。
それ以外のグレードは「ハロゲン」だ。
今さら新型に乗るのに
ハロゲンとかあり得ないし、
俺様としては、
ここはメーカーオプションの
「LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ」
(6万4800円)
が必須となるところ。
しかし!
ここで、
オプションの組み合わせ表を
見てもらいたい。

この表を見ると、
「LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ」
が単独で付けられるのは、
「1.6i-L EyeSight」のグレードだけ
となっている。。。(-_-;
なので、
仮に「2.0i-L EyeSight」に
LEDヘッドライトを付けようと思ったら、
「クリアビューパック」
とのセット(合計9万1800円)でないと
付けることができないのだ! (*`ロ´ノ)ノ
で、
その抱き合わせオプションの
「クリアビューパック」とやらの中身は?
と言うと、
・フロントワイパーデアイサー
・ヒーテッドドアミラー
・スーパーUVカット&
撥水加工フロントドアガラス
・リヤフォグランプ
と、まぁ付いてるに越したことは無いが、
3万円近い金を払ってまで
わざわざ付けたくなるほどのものでもない。
というわけで、
LEDヘッドランプを必須と考えた場合、この時点で
「2.0i-L EyeSight(216万円)」の価格は、
実質、約225万円ということになる。(-_-)
操作性・計器盤・警告灯

「1.6i-L EyeSight」だけが、
ステアリングもシフトレバーも
本革巻ではなくなり、
キーレスアクセス&プッシュスタートまでが
オプション扱いとなるようだ。
だが、
それも俺様にとっては必須の装備だけに、
「1.6i-L EyeSight」を選ぶとすれば
これまたセットのオプションで
付ける必要が出てくる。
しかし!
・LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ
・クリアビューパック
・本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー
・キーレスアクセス&プッシュスタート
を付けるとなると、
そのオプション代は合計16万2000円となる。
従って、この時点で
「1.6i-L EyeSight」の実質的な価格は、
約208万円ということになる。(-_-)
オーディオ

スピーカーの数も
「1.6i-L EyeSight」だけが4個ということで、
廉価版グレードとしての差別化が図られている。
別にスピーカーの数が多いからといって
いい音がするわけじゃないのだが、
わざわざ「1.6i-L EyeSight」だけ
スピーカーを4個に減らすことによって、
「このグレードは
廉価版グレードですよ!」
ということを明確に示しているようで、
なんかそのやり方がイヤだ。
とにかく、オーディオに関しては、
実際に音を聴いてみてOKなら、
特にスピーカーの数にこだわるつもりはない。
シート

この項目はけっこう重要。
まぁインプレッサなので、
シートの材質にそこまで上質感を
求めるつもりはない。
ただ、
少なくとも運転席にはパワーシートが欲しい。
しかし、
標準でパワーシートが付いてるのは
最上級グレードの「2.0i-S EyeSight」だけ。
その他のグレードでも
オプションで付けることはできるのだが、
これがまた他のオプションとセットでしか
付けることができない! (>_<)
例えば、
「1.6i-L EyeSight」にパワーシートの
オプションを付けようと思ったら、
少なくとも、
・LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ
・クリアビューパック
・本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー
・キーレスアクセス&プッシュスタート
・運転席&助手席8WAYパワーシート
・本革シート(フロンシートヒーター付)
のセットでなければ付けられない。
(インプレッサに本革シートなんか
いらねーっつーの!)
このセットオプションの価格が32万4000円。
となると、この時点で
「1.6i-L EyeSight」の実質的な価格は、
約225万円ということになる。(-_-)
一方、
「2.0i-L EyeSight」にパワーシートの
オプションを付けようと思ったら、
少なくとも、
・LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ
・クリアビューパック
・運転席&助手席8WAYパワーシート
・本革シート(フロンシートヒーター付)
のセットでなければ付けられない。
このセットオプションの価格が25万3800円。
となると、この時点で
「2.0i-L EyeSight」の実質的な価格は、
約241万円ということになる。(-_-)
内装

内装に関しては、
実物を見てどう感じるかなので、
スペックを見ていても仕方がないのだが、
とりあえず装備表から見てとれるのは、
1.6i-L EyeSightだけが徹底的に
廉価版として差別化されている
ということ。
差別化もここまでくると、まるで、
「このグレードを選んでくれるな!」
と言っているかのようだ。(^_^;
外装

内装に続き、外装においても
「1.6i-L EyeSight」だけが
露骨に差別化されている。
その差別化の内容は、
「G4」だけに与えられるはずの
「マフラーカッター」さえもが、
標準装備から外されるという
実にヒドい扱いだ。
さらには、
2.0リッターモデルのフロントガラスには
遮音ガラスが採用されているのに、
「1.6i-L EyeSight」だけが
遮音ガラスではなく、
フロア下アンダーカバーまでもが
標準装備から外されてしまっている。
さすがにここまで徹底的に
廉価版としてあちこちが
グレードダウンされているのは
あまりにもヒドすぎる。
この時点で、俺様の中では、
「1.6i-L EyeSightは無しだな」
という判断を下した。
いや、
よほど安いなら話は別だが、
結局、最低でも欲しいオプションを
付けていくと軽く200万円を超えるわけで、
ちっとも安くない。
それでいて
この廉価版的扱いのヒドさ。
「1.6i-L EyeSight」は
2016年末に発売予定というが、
もう発売する必要ないのでは?
こんなグレードを選ぶ人、
本当にいるのかね?(-_-)
安全装備

スバルご自慢の安全装備。
俺様としては必須の装備が
オプション扱いになっている割には、
まったく欲しくないクソ装備、
「歩行者保護エアバッグ」
なんかが標準装備となっているという、
新型インプレッサで最も残念な部分だ。
このクソしょーもない装備に
いくらかかってるのか知らないが、
こんなどうでもいい装備に使う分のカネを、
LEDヘッドライトやパワーシートなどの
セットオプションに回したいものだ。
ってゆーか、
「世界最高の安全性能を目指して」
などと大きな事を言って、
歩行者保護エアバッグなんかを
標準装備している割には、
後方に対する安全支援装備は手薄だ。
なぜなら、後側方警戒支援システムの
「スバルリヤビークルディテクション」
は、全グレードでオプション扱い。
人をぶっ飛ばした時のための
歩行者保護エアバッグを標準装備するよりも
まず先に、運転者が安全に運転するための
支援の装備を優先して標準装備にすべきだろう。
加えて、最近の新型車で
標準装備化が進みつつある
「ハイビームアシスト」も、
全グレードでオプション設定ときた。
(なお、
スバルリヤビークルディテクションと
ハイビームアシストは、
「アドバンスドセイフティパッケージ」
としてまとめられている)
俺様としては、
これから購入するクルマには、
出来るだけ後方の安全支援装備と
ハイビームアシスト系の装備は
付けたいと考えている。
となると、
「アドバンスドセイフティパッケージ」
をオプションで付けることになるわけだが、
これまたセットオプションでしか
付けることができない。
例えば、
「2.0i-L EyeSight」に
「アドバンスドセイフティパッケージ」の
オプションを付けようと思ったら、
少なくとも、
・LEDハイ&ロービームランプ
+ステアリング連動ヘッドランプ
・クリアビューパック
・運転席&助手席8WAYパワーシート
・本革シート(フロンシートヒーター付)
・アドバンスドセイフティパッケージ
のセットでなければ付けられない。
いわゆる、
メーカーオプションのフルオプションだ。(^_^;
このフルオプションの価格が30万7800円。
となると、結局のところ、
「2.0i-L EyeSight」の実質的な価格は、
約247万円ということになる。(-_-)
一方、
「2.0i-S EyeSight」に
「アドバンスドセイフティパッケージ」を
付ける場合は、
このオプションだけを選ぶことができる。
それ以外のオプションが
ほぼ標準装備だからだ。
その場合、
「アドバンスドセイフティパッケージ」
の価格が5万4000円。
よって、
「2.0i-S EyeSight」の実質的な価格は、
243万円ということになる。
あれ?
下位グレードの「2.0i-L EyeSight」
よりも、ちょっと安いぞ。
本革シートをセットで付けなくて済む分、
オプション代が安いからやね。(^_^)
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愛車候補のグレードを決定!
以上、長々と書いてきたが、
ここで情報を整理すると
以下のようになる。
・「1.6i-L EyeSight」は、
廉価版的扱いがヒドすぎて
俺様の愛車候補としては対象外
・「2.0i-L EyeSight」は、
必要なオプションを付けると
結局の価格は約247万円
・「2.0i-S EyeSight」は、
必要なオプションを付けると
結局の価格は243万円
というわけで、
「2.0i-L EyeSight」か、
「2.0i-S EyeSight」か、
そのいずれかなのだが、
俺様にとって必要なオプションを
付けた価格同士で比較すると、
最上級グレードの
「2.0i-S EyeSight」のほうが少し安い。
だったら「2.0i-S EyeSight」で決まり!
と言いたいところなのだが、
「2.0i-L EyeSight」と「2.0i-S EyeSight」では
ホイールのサイズが異なる。
「2.0i-L EyeSight」は17インチ、
「2.0i-S EyeSight」は18インチだ。
となると、
当然ながら「乗り心地」も異なるはずで、
どちらが良いのかは乗ってみないとわからない。
というわけで、ここで結論。
●結論
「2.0i-L EyeSight」と
「2.0i-S EyeSight」の
両方に試乗してみて、
乗り心地の良いほうを選ぶ。
ということで。(^_^)
って、
結局2つのグレードに
試乗しないといかんじゃないか。(^o^;
あと、言うまでもないが、
どちらも乗り心地が良い場合は、
安いほうの「2.0i-S EyeSight」にする。
しかしそれにしても、
「インプレッサ」で240~250万円か。
昔なら「マークⅡ」やね。(^o^)
これにさらに「ナビ」を付けて、
ノーマル状態のカッコ悪さを改善するために
純正のエアロパーツを付けたりすると、
諸経費込みだといくらになるんだろ。
想像すると結構恐ろしい。
えらい時代になったモンだ。(^_^;
なので、俺様が購入するとなると
実質的にはチョイ高いと思うけど、
次世代プラットフォームの実力次第では、
この価格も「安い!」と思えるのかな?
試乗の日が楽しみだぜ! (^ー^)
★重要なお知らせ!
当ブログは2018.9.30をもちまして、
「新・辛口クルマ批評」に移転しました。
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★庶民の方々へ忠告!
クルマの乗り替えを検討している方へ。
もしあなたにとって、
数十万円というお金が
小さなお金ではないのなら、
ディーラーの下取りに出す前に
必ず買取店の一括査定を
実行して下さい。
俺様も利用している無料一括査定サービス
俺様の経験上、業者によって
査定額に数十万円の差が
つくことはザラにあります!
ディーラーの言い値で
下取りに出したりしたら、
それこそ数十万円単位の損
をすることになりかねません。
買取店の一括査定で
最も高い値段をつけた業者に売れば、
買い替え候補のクルマだって
ワンランク上のグレードが
狙えるかもしれませんよ!
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★目次リンク
→ 試乗記の目次
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30代以上のサラリーマンの方へ。
俺様は動き出しました。あなたもそろそろ。(-_-)
→ クルマが好きだから、そろそろ人生の軌道修正
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