【試乗動画】 トヨタ カローラ スポーツ G"X"

試乗車の概要
年式 | 2018年式 |
走行距離 | 860km |
車名 | カローラ スポーツ |
グレード | G"X" |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
装着タイヤ | ブリヂストン ECOPIA EP150(195/65R15) |
型式 | 3BA-NRE210H-BHXNZ-S |
排気量 | 1.2リッター(ターボ) |
最高出力 | 116ps/5200-5600rpm |
最大トルク | 18.9kgf・m/1500-4000rpm |
車両重量 | 1310kg |
試乗日 | 2018年8月3日 |
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2018年6月に新発売された
トヨタのカローラ スポーツについて、
試乗動画を撮影し、
動画内でインプレッションをコメントした。
以下にその動画を公開する。
●関連記事
・カローラ スポーツに興味を持ってしまった
試乗インプレッション
定番試乗コース編
良い意味でこのクラスらしからぬ
なめらかな乗り心地。
足回りがよく動いて、
車体の揺れがよく抑えられている。
ただしその一方、
少し速度を上げてのコーナリング時には
かなり強めのロールが出るし、
ロールした状態からの復帰も遅い。
スポーティーな足回りとは言えず、
意のままのハンドリング、とはいかない。
加速力はパンチは無いものの、
エンジンの回転数が4千回転あたりまで回れば
急坂でもなかなかの力強さで加速してくれる。
ロードノイズはちょっと気になる。
エンジン音は乾いた感じの音で、
洗練されたサウンドとは言えない。
発進時に、
エンジンがムダに空転する感じの挙動を
示すときがある。
CVTの制御に洗練の余地あり。
山道編
ペースを上げてのコーナリングでは
ロールが大きく、軌道もかなり外に流れる。
挙動の乱れ方も不規則で読みづらいため、
安心感がなく、あまり無理できない。
カーブを抜けてからの上り坂での加速も
普通にアクセルを踏んでると力不足で、
かなりしっかりとアクセルを踏み込まないと
加速してくれない。
回せば加速してくれるので
加速力そのものが不足というわけではないが、
山道の上りでキビキビとした加減速が
出来るかと言えば、それは難しい。
内装編
ダッシュボードは奥から手前まで
しっかりと柔らかいソフトパッドが
使用されているのが好印象。
後席スペースはヒザ前の余裕は
あまり無いものの、頭上の余裕は十分。
車格的に内装の質感に期待するような
車種でもないし、特に今回の試乗車は
廉価版グレードということもあって、
決して内装の質感は良いわけではないが、
「カローラ」という車名から想像する
内装としては、思ったほど悪くない。
内装とは関係ないが、
ドラミラーに常に映りこむ
内装加飾の反射が目障り。
視認性にこだわるのであれば
そこは配慮して対策してもらいたかった。
総評・・・★★☆☆☆
結論を言うと、その走りのレベルは
日常の「足グルマ」という印象。
「カローラ スポーツ」という車名から
スポーティーなクルマかと思いきや、
まったくスポーティーではない。
廉価版グレードということを考慮しても、
スポーツ走行への対応の弱さを考えると、
その車名とのミスマッチ感はハンパなく、
もはや「裏切り」に近い仕上がりと
言わざるをえない。
ただ、
通常走行での乗り心地の良さは
このクラスでは上位レベルであり、
日常の足グルマと割り切れば
悪いクルマではない。
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当ブログは2018.9.30をもちまして、
「新・辛口クルマ批評」に移転しました。
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