新型スープラのこだわりと主張に驚愕! - 辛口クルマ批評

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新型スープラのこだわりと主張に驚愕!


 クルマ好きの皆さんなら、
もうじき「新型スープラ」
発売されることをご存知だろう。

supra_1.jpg


 2002年に生産終了となったスープラが
BMWとの共同開発により復活する
ということで、買う買わないは別として
興味をそそられる人も多いかと思う。

俺様もその1人だ。(^o^)

クルマを1台しか所有できない俺様には、
やはり2ドアのスポーツカーだけとなると
不便なことも多いため、
愛車候補にはなり得ない。

だが、17年ぶりの懐かしい車名の復活、
しかも、あのBMWとの共同開発となれば、
クルマ好きのおっさんなら誰もが

「ん?!」

となるのではないかと。(^o^)


 そんな新型スープラは、
モリゾウこと豊田章男社長の
スープラ復活を願う熱い思いにより誕生。

彼いわく、

「走る楽しさ以上の経験を提供できる、
 まさにLIT(最高)なクルマになった」


とのこと。


 1月に開催された
デトロイトモーターショー2019
で公開されて以降は、ますます
新型スープラの記事をネット上で
多数みかけるようになった。

トヨタ GAZOO Racingのホームページにも
特設サイトが設けられている。

supra_2.jpg
(参考)
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/


 そしてあらためてネット上の記事や
新型スープラのサイトを見てみると、
そのこだわりと主張に驚愕する。

今回の記事では、
そんな驚愕の新型スープラについて、
俺様が感じた事を述べさせて頂くとしよう。



カッコ悪いのは良しとしよう


 新型スープラを見て、
俺様は正直、カッコ悪いと思った。

フロントのデザインがイマイチ。

supra_3.jpg

特にライトの形状、
下部が内に細く切り込んでいるあたりが、
「余計なことをしてくれたな」
という感じだ。(^^;

光らせるとカッコよく見えるのかな?

ここまでライトが主張するからには、
主張するなりの何かが
仕込まれていることを期待したい。


 まぁでも、
デザインの好みなんてのは
完全に人それぞれなので、
それはまぁ良しとしよう。

きっとこのデザインにハマる人たちも
いるのだろうから。

それに、スポーツカーなんて
そもそもそんなに多く売れるような
ものではないから、
ちょっとぐらい奇抜だったり
変わったデザインでも
販売台数にはそれほど影響がない
かもしれないし。


6気筒エンジン搭載とFRへのこだわり


 俺様自身、
以前から「スープラ」の存在は
もちろん知っていたものの、
そのスペックなどについては
特に注目したことがなかった。

下記サイトの記述を見ると、
スープラはデビュー以来
どの世代でも、

・直列6気筒エンジンを搭載
・駆動方式はFR


だったらしい。

(参考)
https://toyota.jp/new_supra/


 そのこだわりは継承され、
5代目となる今回の新型スープラでも
直列6気筒FRが採用された。


 しかし、
今の時代、かつて6気筒だったエンジンは
4気筒ターボへと移り変わっており、
新型スープラもその流れには逆らえず、
4気筒エンジン搭載のグレードも
ラインナップされている。


新型スープラ(日本仕様)のスペック
supra_4.jpg


 というか、
実際の販売面では恐らく4気筒モデルが
主力になると思うけどね。
6気筒はたぶんかなり高いだろうから。(^o^;


 まぁでも、
「スープラは直列6気筒」
を貫けなかったとはいえ、
恐らく大して売れないであろう
6気筒をちゃんとラインナップしたのは、
今の時代背景を考えれば
トヨタの強いこだわりを
感じさせる部分と言えるだろう。


 しかし!!


恐らく皆さんご存知の通り、
そのこだわりの直列6気筒は、
BMW製のエンジンだ。
(当然ながら4気筒もBMW製)

「直列6気筒へのこだわり」を見せつつ、
そのこだわりを持つ6気筒エンジンを
他社に任せてしまう
あたり、
何とも情けないと思ってしまうのは
俺様だけだろうか? (^_^;

こだわるなら自分らでつくれや、
と言いたい。


 そんな状態にもかかわらず、
トヨタのサイトでは、

伝統を継承する直6ターボエンジンと、・・・」

などと書かれているのを見ると、
どの口が言ってるのかと
突っ込みたくなる。(^^;


どこかで見たことがある・・・


 まぁでも、
エンジンはBMW製だが、
少なくともエクステリアは
新型スープラなりの個性を出そうとした
デザインに見える。
(結果、カッコ悪いのはともかくとして)


 そうだ、あまり儲からないスポーツカーを
全て自社開発するのは、利益にこだわる
トヨタにとっては難しいこと。

そんな中でも、自分たちのこだわりを
何とか形にしようとしているのだ。


 実際、新型スープラの特設サイトでは、
豊田章男社長のスープラとの思い出や、
スープラ復活への熱い思いが
動画で語られている。

supra_5.jpg
(参考)
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/


 さて、インテリアには
どんなこだわりのデザイン
表現されているのだろう。



supra_6.jpg



 。。。(-_-;


 なんか、、、
どっかで見たことあるような・・・。


 ってゆーか、
もうこれ、BMWじゃないか。
(^o^;


生産工場もBMWと同じ!


 新型スープラは、
以前からBMWが生産委託で契約している
「マグナシュタイヤー」という会社の工場で
生産されるとのこと。

(参考)
トヨタ スープラ 新型は欧州製、BMW Z4 と同じ工場で生産へ
https://response.jp/article/2019/01/17/318166.html



心臓部のエンジンはBMW製。

インテリアもBMW丸出し。

生産もBMWの委託工場。



 こうなってくると、

「箱だけつくって
 中身をごっそり入れ替えて
 名前だけ付けた」


みたいなクルマに見えてくるのは
気のせいだろうか。(^_^;

どこかの国で売ってる
パチモンみたいな話だ。(^o^;


共同開発にしては・・・


 今回の新型スープラ
一応、BMWとの共同開発
ということになってはいるのだが、
あまりにも主たる部分の割合が
BMW寄りになりすぎではないだろうか?



 もちろん、
トヨタとして独自のチューニングを
施してはいるとしても、
ここまで中身がBMWすぎるクルマに
「スープラ」という名前を付けるのは
いかがなものだろうか?


 豊田章男社長は随所で
スープラに対する思いを語っていたが、
そこまで思い入れがあるのなら、
このクルマに「スープラ」という
名前を付けるのは、
逆にスープラに対する冒涜のように
思えてしまうのだが・・・。
(-_-)


 全く別の車名で出せばよかったのでは? (^_^;

あまりにも新型スープラがBMWすぎて、
語られている「こだわり」がチープに聞こえる。


 以上、言ってる事とやってる事、
そのギャップに驚愕してしまった、
新型スープラのお話でした。
(^^;


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 当ブログは2018.9.30をもちまして、
 「新・辛口クルマ批評」に移転しました。

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コメント
非公開コメント

Re: タイトルなし

辛口系男子(管理人)です。

> ブランド価値ならZ4、
> 故障含むアフターフォローならスープラ。
> リセールもスープラ優位でしょうか。

 どうでしょうね?

「スープラ」とはいえ、
事実上の外車ですからね。

整備はどこでどう対応するのか?
(BMW用の診断機が必要だと思うので)

整備費用はBMWと同じ値段なのか?

交換パーツもBMWと同じ値段なのか?

そのへんがよくわかりません。(^_^;


 もし購入後、
結局はBMWと同じ整備、
同じ費用がかかるのだとしたら、
「スープラ」とはいえ、
アフターフォローもリセールバリューも
怪しい感じがしなくもないですけどね。(^o^;

2019-03-04 22:40 | from 辛口系男子(管理人) | Edit

Re: No title

辛口系男子(管理人)です。

> 新型スープラもシャーシもエンジンも
> 独自開発しては採算が合わず、BMWも
> スープラ復活計画がなければ間違いなく
> Z4が廃盤になっていたはずです。

 それはそうかもしれませんね。


> 86とBRZもトヨタの企画力がなければ
> 世にでなかったわけで、これに対して
> 中身スバルなのに「86」を名乗るな!と
> 言う気にはなれません。

 まぁ「86」に関しては、
「AE86」の人気に便乗したような
ネーミングセンスの悪さは別問題として、
「AE86」はあくまでも型式名称であり、
過去に「86」という「車名」のクルマは
ありませんでしたからね。


 でも「スープラ」はそうじゃない。

過去に実在した車名なわけで、
その車名をここまでBMWまる出しな
新型車に付けてしまうというのが、
どうにも気に食わないんですよね。(^_^;


> 86もスープラもどうにかして採算が
> 合うプロジェクトとして復活させようと
> いうのも、トヨタなりの「こだわり」だと
> 思います。

 確かに、トヨタといえど、
新型車を出すのに
採算を度外視するわけにはいかない。

けど、スポーツカーをつくりたい。

その方法として共同開発。

そこまでしてでもスポーツカーを
世に出すという姿勢は、
確かにトヨタの、
章男社長のこだわりを
感じるところですね。

であれば、
車名は別にスープラでなくても
よかったんじゃないの?
と思うんです。

章男社長がスープラとの思い出を
語ってましたが、そこまで言うなら、
事実上の「外車」に「スープラ」と
名付けてしまうのは、
私ならちょっと屈辱的に
感じてしまうんですよね。(^_^;

2019-03-04 22:26 | from 辛口系男子(管理人) | Edit

Re: No title

辛口系男子(管理人)です。

> 内装に関しては一見
> BMWのまんまに見えますけども、
> 姉妹車のBMW Z4とは
> 結構デザインが違ってますし、

 うーーーん、
しかしパーツがBMWだし、
記事では触れなかったですが
ウインカーレバーまで左にあるらしいので、
これじゃあBMWにしか見えないです。(^o^;

 BMWと言えばインテリアは弱い
イメージがあるのに対して、
トヨタはインテリアに強い
イメージがあるので、
(あくまでも俺様の中にある
勝手なイメージだが)
せめてインテリアでは
トヨタらしさを出してほしかった
というのが正直な気持ちです。(^^;


> 資本提携先のマツダの影響を
> 受けたインテリアというこじつk
> 解釈も出来ます。

 まぁそれはないでしょう。
マツダの影響を受けているのなら、
あんなにBMW感まる出しには
ならないでしょうから。(^^;

2019-03-04 22:10 | from 辛口系男子(管理人) | Edit

一応気になる車として発表後に落ち着いたら見に行こうと考えています。
ブランド価値ならZ4、故障含むアフターフォローならスープラ。リセールもスープラ優位でしょうか。
屋根が開くか開かないかがMUSTでないユーザーとしての個人的感想です。
しかしスープラ、デザインが受けつけないので、自身のショッピングリストには乗らないでしょうね。

2019-03-03 22:44 | from たらベン

No title

今の時代、スポーツクーペを開発して
採算が取れるのは、最強ブランドのフェラーリか
部品やPFをグループ内で使い回せるVWくらい
ではないでしょうか。

新型スープラもシャーシもエンジンも
独自開発しては採算が合わず、BMWも
スープラ復活計画がなければ間違いなく
Z4が廃盤になっていたはずです。

86とBRZもトヨタの企画力がなければ
世にでなかったわけで、これに対して
中身スバルなのに「86」を名乗るな!と
言う気にはなれません。

86もスープラもどうにかして採算が
合うプロジェクトとして復活させようと
いうのも、トヨタなりの「こだわり」だと
思います。

個人的には新型スープラの4気筒版を購入して
2JZ-GTE型エンジンに載せ換えたいですね
MT版が出てくればなお良いのですが。

2019-03-03 01:24 | from オサム

No title

内装に関しては一見BMWのまんまに見えますけども、姉妹車のBMW Z4とは結構デザインが違ってますし、資本提携先のマツダの影響を受けたインテリアというこじつk解釈も出来ます。

2019-03-02 01:07 | from 甘口系女子

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