マツダの直6/FRの第一弾はCX-5!?
先日、驚きのニュースを目にした。
現在マツダが進めている、
直6エンジン開発とFR化の計画。
その直6/FRが最初に採用される車種が、
なんと!「CX-5」だというのだ。 (・o・;

(参考)
●マツダ直6・FR、21年春の次期「CX-5」から
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02463/
しかも!
上記参考記事には、
「量産開始時期は2021年春頃」
とまで書かれている。
この、にわかには信じがたい話の
情報元は何(どこ)なのか?
記事には「日経 xTECHの調べで分かった」
と書かれているだけでよく分からない。(^^;
読みながら思わず、
「ホンマか?!」
と突っ込んでしまった。(^o^;
東スポの記事じゃないぞ!
「日経 xTECH」に掲載された記事だ。
「日経 xTECH」は日経BP社が運営する技術系メディア。
日経BP社の書籍は何冊か持っているし、
「日経 xTECH」にも会員登録していて
よく閲覧しているが、俺様の中では
比較的「まとも」なイメージがある。
というわけで、今回の記事では、
- 本当に次期CX-5に直6/FRが採用されるのか?
- それより次期アテンザ(MAZDA6)を急げ!
- 直6/FRのCX-5を、俺様はどう見るか
といった内容で、俺様の思いを
ストレートにブチまけたいと思う。(-_-)
本当に次期CX-5に直6/FRが採用されるのか?
たった4年でフルモデルチェンジ!?
現行のCX-5が発売されたのは、
初代CX-5の発売から5年後の2017年2月。
モデルサイクルが昔より
長くなってきている近年では、
5年でも早い方なのだ。
しかし!
記事にある「2021年春頃」
という話が本当なら、
CX-5は5年どころか、
たった4年でフルモデルチェンジ
を迎えることになるのだ!
それはいくらなんでも
早すぎではないだろうか? (^_^;
一発目の直6/FRの出来栄えは極めて重要!
次期CX-5が2021年春に
直6/FRで登場するとなると、
開発スケジュールはかなりタイトだ。
直6エンジンの開発は何とかなるとしても、
FRのプラットフォームが
そんなすぐに仕上がるのだろうか?
もちろん、チャッチャと造って
とりあえずパーツを押し込むだけなら
可能かもしれない。
しかし、
ブランド力の向上を目指すマツダ。
今後の評判を左右する
一発目の直6/FRには、
当然ながら高いレベルが求められる。
そんなレベルの高いCX-5が、
2021年に登場するというのか?
正直、無理な気がするのだ。(^_^;
だって、
2021年春に量産開始ってことは、
2020年内には開発自体は
完了してないと無理だろう。
つまり、
これってもう実質的に
来年の話やで。(^o^;
こんなタイトなスケジュールで
ムリヤリ仕上げて出したとしても、
中途半端な仕上がりになってしまい、
またアンチらから、
「しょせんマツダの直6/FR
って感じやな。(^o^) 」
などと言われるのが
オチではないだろうか? (-_-)
それより次期アテンザ(MAZDA6)を急げ!
「日経 xTECH」の記事にも書かれているように、
CX-5は大成功し、今やマツダの看板車種、
それは確かにそうだろう。
世間からの注目度の高い車種、
すなわちCX-5で一発目の
直6/FRを出すことによって、
「高級路線化の成功確率を高めたい」
という記事の内容は、一見、
説得力があるように思えるかもしれない。
しかし、
俺様に言わせれば
実に安易な戦略だと
言わざるを得ない。(-_-)
はっきり言わせてもらう。
そんなことをしてる暇があるなら、
先にアテンザ(MAZDA6)の
フルモデルチェンジを急げ!
俺様としては、
「新・辛口クルマ批評」のほうで書いた記事、
「マツダの直6、FR化が採用される車種は?」
の中で書いた通り、
アテンザより上位の車種を新たに設定して、
一発目の直6/FRはそいつに採用してほしい
のだが、この際そうも言ってられない。
CX-5に採用するぐらいなら、
次期アテンザ(MAZDA6)のほうがマシだ。
次期CX-5の開発はとりあえず置いといて、
次期アテンザ(MAZDA6)の開発を急げ。
一発目の直6/FRは、
次期アテンザ(MAZDA6)に採用してくれ。(-_-)
直6/FRのCX-5を、俺様はどう見るか
ここで仮に、
俺様の願いもむなしく、
「日経 xTECH」の記事の通り
次期CX-5に直6/FRが採用されたとしよう。
直6/FRのCX-5を、俺様はどう見るか。
あんまり意味ないね、
って感じかな。(-_-)
FRはSUVに向いてない!
俺様がそう思ってるだけかもしれないが、
そもそも、FRはSUVに向いてないと思う。
実際、FRのSUVってあんまり無いしね。
そういう意味では、希少という意味で
存在意義も出てくるのかもしれないが、
そもそも論として、
「FRにこだわってSUVを
選ぶ奴がいるのか?」
という話。(^_^;
例えば雪道を走る場合、
FFならまだ走りやすいのだが、
FRは走りにくいよぉ~~~。(^o^;
以前、
FRのセドリックに乗ってた頃、
自宅に帰る途中で急にドカ雪が
降ってきたことがあったのだが、
信号待ちしてる間にみるみる間に
雪が積もって、
発進で後輪滑りまくり! (^o^;
スリップしながらも何とか前に進んだが、
FRなので後ろから押されるわけで、
ちっとも真っ直ぐ進まないのだ。(^^;
左右にフラフラしながら
何とか自宅に辿り着いたが、
カウンターを当てるのが少しでも遅れたら
すぐに車体が横向きになりそうになるので、
ハンドル握りしめて冷や汗かきながら
走った光景は今でも脳裏に焼き付いている。
と、話が逸れたが、
SUVってさ、最近ではタウンユースが
基本みたいになってるけど、
元々のイメージとしては
悪路の走破性が高いとか、四駆とか、
そういうイメージがあるジャン。
となれば、やっぱりSUVの基本って
本来は四駆(4WD)だと思うし、
「街乗りで使うから四駆は不要だ」
という場合でも、SUVならせめて
FFであってほしいと思うわけだ。(^_^;
FRでプレミアムを目指すならまずはセダン!
確かにCX-5は、今やマツダの看板車種。
俺様もそこに異論はない。
だが、その知名度や人気に頼って、
直6/FRを世間にアピールしようというのは
いかがなものだろう?
俺様が「安易」だと思うのは
そこなのだ。
ブランド力を高めたいなら、
直6/FRを最初に採用する車種は、
絶対に「セダン」であるべきだ。
まずFRのセダンがあって、
その上でFRベースのSUVがある
というのならわかる。
でも、
FRのセダンが無いのに、FRのSUV?
笑わせるな!と言いたいね。(-_-)
そんなことをして、
「ブランド力」が向上すると
本気で思っているのだろうか?
直6/FRの初採用が次期CX-5
という今回のニュースに関しては、
俺様はデマだと信じたい。
これがもし本当なら、
マツダよ、焦りすぎだ。(-_-)
急がば回れ。
たとえCX-5ほど世間から注目を
集めることができないとしても、
まずはセダンからやれ。
FRのセダンが認められてこそ、
「本物」と認められるのだ。
この際、新車種でなくてもいい。
アテンザ(MAZDA6)でもいいから、
とにかく、
「セダン」で完成度の高いFRを出すのだ!
プレミアムFRセダンもつくってないのに、
いきなり直6/FRのSUV(CX-5)なんかつくったら
笑われるだけだぞ。
面と向かっては笑われないだろうけど、
内心では、
「やっぱりマツダはまだまだ、
『しょせんマツダ』だな。(^o^) 」
と思われることになる。
以上。
マツダさん、ブランド力は
そんな簡単には高まりません。
じっくりいきましょうよ。(^_^;
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当ブログは2018.9.30をもちまして、
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