悲惨!いとこが購入した中古の外車の話
まだ日本車ほどではないものの、
昔に比べると故障も少なくなり、
身近な存在になりつつある外車。

1つ前の記事でも
「アウディ A4」の中古車について
書かせて頂いた通り、
新車価格が割高な「外車」は
中古で狙うというのもアリだろう。
しかし!
ひとたび故障すれば、
外車の修理代は一般的な日本車と比べると
やはり高額な傾向があることは否めない。
中古の外車に乗るからには、
突然襲ってくるかもしれない
数十万円単位の修理代を
覚悟する必要がある。
今日の記事は、
そんな覚悟を持たずに中古の外車
(しかもアメ車)をゲットした
俺様の「いとこ」の話。(^_^)
「こだわりの外車」をお求めの人には
ぜひ気を付けて頂きたい話なので、
細かい所まで覚えていないのだが、
俺様が記憶している限りの情報で
お話ししたいと思う。
では、
俺様のいとこが体験した、
中古外車での悲惨な体験。
興味のある方は以下ご覧下さい。(^_^)
1.こだわりの中古外車選び
俺様のいとこにクルマ好きの奴がいる。
ただ、
俺様とはクルマの好みが丸っきり違うし、
クルマ選びの仕方も違う。
俺様のようにたくさんの候補から
総合的に条件の良いクルマを選ぶのではなく、
「この車種の、この型の、
この仕様のクルマが欲しい!」
といったように、
かなりピンポイントで欲しいクルマが
絞り込まれている。
とにかく気に入った特定のクルマが
欲しいだけなので、新車派でも中古派でもない。
予算的に無理なら中古でもいいし、
気に入った型が古い型なら
必然的に中古を探すことになる。
そういう奴だ。
2.いとこがゲットした中古外車
そんないとこが欲しがっていたのは、
シボレーの「サバーバン」。

今は便利な時代だ。
ほとんどの事はネットで出来る。
中古車探しも例外ではない。
希望の条件を入力すれば、
こちらの希望に合うクルマを探して
紹介してくれる無料サービスまである。
しかし、
いとこはそういったサービスは
利用しなかった。
いや、
当時はまだそういうサービスが
無かったのかもしれない。
ってゆーかアメ車だし、
しかもシボレーのサバーバンともなれば
かなりマニアックな部類のクルマだ。
一般の中古車店で見かけるような
クルマではない。(^o^;
そこでいとこが門を叩いたのは、
主にアメ車を取り扱う外車の専門業者。
彼が求めているサバーバンの条件を
その業者に伝え、探してもらうことに
なったという。
しかし、、、
そもそもタマ数が少ない車種だけに、
そうすぐに希望の条件に合う車両が
見つかるわけはない。(-_-)
でも妥協はせず、彼は待った。
どれくらいの期間だったかは分からないが、
他人の俺様が、
「えっ!まだ探してんの!? (^_^;」
と思うぐらい、長い間待っていたから、
待っている本人にとっては
とてつもなく長く感じられたはずだ。
そしてついに!
希望通り、とまではいかないが、
「希望の条件にかなり近い
中古車が見つかった。」
と、業者から連絡があった!
いとこは待望のサバーバンを
手に入れたのだった。(^_^)
3.サバーバン、ホイールが割れる
手に入れたサバーバンで
楽しいカーライフを送りましたとさ。
めでたしめでたし、、、
だったら記事にはしない。(^o^)
そうじゃないから記事にしたわけで。(^^;
いとこがサバーバンを手に入れてから
1年も経たないうちに、
いや、俺様の記憶が正しければ、
半年も経たないうちに、
「サバーバンのホイールが割れた」
と、いとこから聞かされた。
割れた、とまで言うと大袈裟だが、
「ヒビ」が入ったのだと言う。(-_-)
無理もないと思った。
だって、
彼のサバーバンを見せてもらった時、
「こんな薄いタイヤあるのか?!」
と思うぐらい、
ホイールに皮を巻いたみたいな
ぺったんこのタイヤを履いていたから。(^o^;
明らかに標準のホイールではなく、
極端にインチアップされていたので、
衝撃がダイレクトにホイールに
かかってしまうのだろう。
(いとこがインチアップしたわけではなく、
買った時からその状態だったらしい)
しかもサバーバン、
かなり車重が重いクルマだけに、
その衝撃はかなりのものだったに違いない。
結局、
いとこはサバーバン購入から間もなく、
ホイール交換とタイヤ交換で、
10万や20万どころではない、
何十万円レベルの出費を余儀なくされた。
それでも、
「サバーバン、かっけぇぇ!」
と、気に入って乗っている様子だった。
俺様にはどこがいいのか
理解不能だったが。(^^;
4.サバーバン、1速で激走する
それからどれくらい経っただろう、
はっきりとは覚えていないが、
少なくとも何年も経っていない。
そんなある日、今度は、
「サバーバンが1速しか入らない」
と、いとこから聞かされた。
ATの調子がおかしく、
1速からシフトアップしないため、
ずっと1速のままでしか走れない
というのだ。(^o^;
そのため、
たった40km/hぐらいで走るのに、
唸りを上げて激走しているという。(^O^)
しかも、
ただでさえ燃費の悪いクルマなので、
みるみるうちにガソリンが減っていく。
これは早急に修理が必要であることは
言うまでもない。
「はよ業者んところに持っていって
直してもらえよ!」
と言ったところ、
そのサバーバンを売ってくれた業者の店舗は
すでに無くなっているというのだ。(・o・;
5.サバーバン、判明した驚愕の事実!
仕方がないので、
ノロノロ運転で周囲に迷惑をかけながら
知人がやっている整備工場まで
自走で辿り着き、助けを求めたという。
そして、
壊れたATを調べてもらったところ、
驚きの事実が判明した。
整備士いわく、
「これ、
絶対にこのクルマ用のATとちゃうで。
小さいATをムリヤリ取り付けてるわ。」
。。。。。(-_-;
そんなことが物理的に出来るのか?
俺様はクルマの専門家ではないので分からない。
ただ、
この道20年以上の経験を持つ
ベテラン整備士がそう言うのだから、
きっとそうなのだろう。
ということはつまり、
壊れるべくして速攻で壊れたわけだ。
長い間待ちに待って、
ようやく手に入れたサバーバンだったが、
手に入れた瞬間からこうなる運命だったとは。。。
とんだポンコツをつかまされたモンだ。(^o^;
6.泣き寝入り、そして再び・・・
明らかに適合しないATを取り付けたのは
前オーナーが所有していた時なのか?
それとも、
いとこが希望する条件に合うサバーバンを
見つけてくれた業者が、
ATが故障した状態のサバーバンを入手し、
その場しのぎの修理をして
いとこに納車したのか?
先述した通り、
すでに業者の店舗は無くなっており、
真相は闇の中。
どこに文句を言えばいいのか分からず、
結局は泣き寝入りとなった。(-_-)
中古ゆえに保証も無い状態で、
(あったかもしれないが、
保証期間は恐らく超短期間で、
そんなのはとっくに過ぎている)
ATという非常に修理代の高い部分が
故障してしまったサバーバン。
いとこがそのサバーバンを修理したのか、
それとも手放したのかは聞いてない。
えっ?
なぜ聞かなかったのかって?
いや、
本人にとっては笑い事じゃないんだけど、
俺様はこの話を思い出すと
どうしても笑ってしまうモンで、
笑ったらいとこに悪いなと思ってね。(^o^;
だって、
笑うなと言われても無理だろ。
1速のままシフトアップせず、
爆音たてて激走する
サバーバンの姿を想像したら、、、
そらオモロすぎるやろ。(^O^)
ちなみに、
その衝撃のAT故障事件から
1年か2年経った後ぐらいに、
彼は再びサバーバンを買った。
今後は新車で。(^o^)
しかし、
だいぶ無理して買ったみたいで、
結局は維持することが出来ず、
3年も経たないうちに手放していたが。(-_-;
7.いとこはなぜ失敗したのか?
俺様が思うに、
いとこがサバーバンで痛い目に遭った原因は、
「希望の条件に合う中古車を探したこと」
が、そもそもの発端だと思う。
そんなマニアックなクルマを
中古で探すとなるとタマ数が少ないのだから、
・いま市場に出回っているタマの中から
最も希望に近い車両を選ぶ
もしくは、
・希望とかけ離れたタマしか
見つからないというのであれば、
きっぱりとあきらめる
の、どちらかにすべきだったと思うのだ。
しかし彼は希望の条件にこだわり、
探し続けてしまった。
もちろん、自分で探すなら、
そのこだわりもアリだろう。
ただマズかったのは、
気付いたら無くなってしまってるような
怪しげな業者に、希望のクルマ探しを
完全に委ねてしまったことだ。
希望の条件に近い中古車が見つかれば
絶対に買ってくれる客が目の前にいる。
となれば、そりゃあ業者は探すよね。
で、
やっと希望条件に近い中古車が見つかった、と。
でも中古車って、
「状態」がどういう程度かが
すごく重要なわけだけど、
やっと見つかった条件に合う車両だ、
贅沢を言ってる余裕はない。
だって、これを逃したら
次いつ見つかるかわからないわけだし。
となったら、、、
そりゃあヤバい状態の車両でも
どうにか誤魔化して売ってしまおうと
考える輩がいてもおかしくないわな。(^^;
8.こだわりの外車は自分で探せ!
以上、俺様のいとこが実際に体験した
中古外車サバーバンにまつわる話、
いかがだっただろうか?
外車は故障すると修理代も高いので、
中古でゲットする場合は
日本車以上に「程度」に注意すべきだ。
マニアックな外車を取り扱う業者には
怪しげな業者も存在するので、
取り引きする場合は業者の社歴や実績などにも
注意したいところ。
いずれにせよ、
「こだわりの外車」を中古で探すなら、
中古車探しを業者に委ねたりせず、
自分で検索できる範囲で探すべきだと思う。
そして、見つけた車両の状態を
自分でしっかり見極めること。
それが出来ないのであれば新車で買うか、
少なくとも1年以上の保証が付いた
認定中古車を買ったほうがいいだろう。
(マニアックな車種だと認定中古という
制度そのものが無いかもしれないが)
以上、
俺様のいとこが体験した、
爆笑、、、いや失礼、
悲惨な中古外車トラブルの話でした!
★重要なお知らせ!
当ブログは2018.9.30をもちまして、
「新・辛口クルマ批評」に移転しました。
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★庶民の方々へ忠告!
クルマの乗り替えを検討している方へ。
もしあなたにとって、
数十万円というお金が
小さなお金ではないのなら、
ディーラーの下取りに出す前に
必ず買取店の一括査定を
実行して下さい。
俺様も利用している無料一括査定サービス
俺様の経験上、業者によって
査定額に数十万円の差が
つくことはザラにあります!
ディーラーの言い値で
下取りに出したりしたら、
それこそ数十万円単位の損
をすることになりかねません。
買取店の一括査定で
最も高い値段をつけた業者に売れば、
買い替え候補のクルマだって
ワンランク上のグレードが
狙えるかもしれませんよ!
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★目次リンク
→ 試乗記の目次
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30代以上のサラリーマンの方へ。
俺様は動き出しました。あなたもそろそろ。(-_-)
→ クルマが好きだから、そろそろ人生の軌道修正
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