なぜ俺様は「クラウン」に憧れるのか - 辛口クルマ批評

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なぜ俺様は「クラウン」に憧れるのか

 ご存知の方もおられるかもしれませんが、

俺様の憧れのクルマは、

「クラウン」です。


 もちろん、他にもありますよ、
「Sクラス」とか「GT-R」とか。

 でもね、

「憧れのクルマは何ですか?」

と聞かれた時、真っ先に頭に浮かぶ
憧れNo.1のクルマといえば、

それは「クラウン」なのです。


akogare_crown_1.jpg


 しかし、こう言うと、

「えっ?憧れがクラウン!?
 ってゆーか、
 そんなに憧れてるなら
 買えばいいジャン。
 クラウンぐらい買えるでしょ?」


という反応を食らうことが多いです。


 そこで、今回の記事では、
俺様がクラウンに憧れるようになった
経緯についてお話ししよう
と思います。

 相変わらず回りくどい話の展開で、
長文ですので、よほど興味のある人以外は
読まないほうがいいと思います。
ムダに疲れますので。(^o^)





いつかはクラウン


 クラウンと言えば、かつてのCMでの
このキャッチフレーズ、

「いつかはクラウン」

が、あまりにも有名。


akogare_crown_2.jpg


 しかし、こんなCMに影響されて
憧れの念を抱くような単純な俺様ではない。

 俺様は何も、クラウンが
「高級車」だからといって
憧れたわけではないし、
人々の羨望を集めるクルマだからといって
憧れたわけではない
のだ。

 もしそんなつまらない理由で憧れたのなら、
今となっては憧れる理由もないだろう。

 だって、今やクラウンより高級なクルマは
山ほどあるし、人々の羨望を集めるほどの
クルマではなくなっているのだから。

 俺様が今でもクラウンに憧れているのは、
つまり外野から与えられたイメージで
憧れたのではなく、自身の体験によって
憧れた
ということなのだ。


クラウンとの出会い


 俺様がまだ小学生~中学生だった頃、
従兄弟のおっさんクラウンに乗っていた。


akogare_crown_3.jpg


 一方、俺様ん家は?と言えば、
貧乏家だったため、クラウンどころか、
クルマ自体を所有していなかった

 たまに家族で出かける際には、
父が会社の営業車(ランサーバン)
に乗って帰ってきて

こいつでお出かけ。。。(-_-;


ponkotsu_ban.jpg


 そんなショボいクルマにしか
乗せてもらったことのない俺様だったが、
お盆や正月などで従兄弟に会ったとき、

何度かクラウンに乗せてもらった。


 衝撃だった。


 なんとオートエアコンが標準装備!
(ランサーバンはオートどころか
 市販の後付けカーエアコン)

 なんと窓がスイッチで開閉する!
(ランサーバンは手動ハンドル式)

 営業車のランサーバンとは
比較にならない静粛性の高さ!

(ランサーバンは時速80kmで会話困難)

 高級感漂う、ワインレッドの
ソファーのようなフカフカのシート!

(ランサーバンは夏はヤケドに注意の
 黒のビニールシート)

 デコボコ道もふんわりといなす、
ゆりかごのような乗り心地!

(ランサーバンは突き上げが強く、
 バネの伸び縮みの繰り返しのような
 上下動で不快そのもの)
 
 急な上り坂も涼しげに走り抜ける
余裕のある動力性能!

(ランサーバンはアクセルほぼ全開)


 全ての要素が、
父が乗って帰ってくる
営業車のランサーバンとは
別格のレベルだったのだ。

 当り前と言われれば当り前なのだが、
ランサーバン以外のクルマに
乗せてもらう機会がほとんどなかった当時は、
同じ「クルマ」と呼ばれるもの同士で、
こんなにも差があるものなのか
と、
非常に大きな衝撃を受けたものだ。


 俺様のクラウンへの憧れは、
この頃の体験がきっかけ
となったことは間違いない。



 しかし、まだその当時は漠然と
「いいなぁ」と思っていた程度で、
「憧れ」というほどのレベルではなかった。


 そして、俺様のクラウンに対する思いを
「憧れ」へと変える、決定的な出来事が
その後(高校1年生の時)に起きるのである。


新聞配達のアルバイト


 高校1年の時、俺様は、
新聞配達(朝刊)のアルバイトを始めた。

 5階建ての団地の密集地で
90~100件に毎朝配達して、
1ヶ月(休みなし)のアルバイト料が、
忘れもしない、16400円。

 しかも、これは皆勤賞の2000円が
含まれての額なので、
もし1日でも休もうものなら、
たちまち14000円ぐらいになってしまう。

 なかなか衝撃的な安さだと思うが、
部活と両立できるバイトが
新聞配達しかなかったので、
他に選択肢が無かったのだ。(-_-;


 まぁそんなことはどうでもいい。


 で、その新聞配達だが、
毎朝4:00に営業所のおっさんが
俺ん家の前まで軽ワゴンで迎えに
来てくれるので、それに乗って
配達開始地点まで送ってもらい

新聞配達開始。

 配達が終わる頃を見計らって、
またおっさんが軽ワゴンで迎えに来くるので、
自宅まで送ってもらう、という流れだ。

 そんな日々を送っていた。


 ここで重要なのは、
「新聞配達」、ではない。


 重要なのは、

「毎日のようにおっさんの
 『軽ワゴン』に乗せられて、
 同じ道を往復していた」


という点だ。

 

危険!「ジャンピングロード」


 おっさんの軽ワゴンに乗って
配達開始地点に向かう途中に、
その危険な道はある。

 通称、
「ジャンピングロード」だ。


 何がジャンピングなのかと言うと、
道中、道路を横切るようにモコッと
盛り上がった箇所があり

そこを時速50km以上で通過すると
ものすごい突き上げのショックを受け、
ケツがシートから浮き上がって
ルーフで頭を打つぐらいジャンプしてしまう
という、何とも危険なポイントがあるのだ。

 なので、ジャンピングロードを
通過する際には、俺様はいつも
シートをしっかりと掴んで、
ルーフで頭を打たないように
気をつけていた。


営業所長、クラウンで登場!


 ある時、いつものおっさんが
別件の用事があるとかで、
俺様を迎えに来れない日があった


 そこで、
いつものおっさんの代わりに迎えに来たのが、
営業所長だった。

 クルマは営業所長のマイカー、
「クラウン」だった。

 そして俺様はそのクラウンに乗せてもらい、
いつもの配達開始地点に向かった
のだ。


 やがて、あの危険ポイント、
「ジャンピングロード」が
目前に迫ってきた。

 俺はいつも通りシートを握りしめ、
間もなく訪れる強烈な衝撃に備えた。


 しかし、、、


 あれ?


 いつもの強烈な突き上げどころか、
ちっともショックを感じないままに、
ジャンピングロードを通過してしまった



 俺様は思った。


「さすがにヒドかったので、
 道路を補修したんやな」


と。

 帰り道も同じところを通過したのだが、
やはりいつもの突き上げは無かった。


「もう毎日身構えなくてもよくなった」

 真冬の寒さに耐えて
新聞を配り続ける日々の中に咲いた、
ささやかな喜びだった。


ジャンピングロードを超える衝撃!


 翌日は営業所長ではなく、
いつものおっさんが軽ワゴンで迎えに来た

 いつも通り配達開始地点に向かう。


 そして、
ジャンピングロードが
目前に迫ってきた。

「ふっ、もう補修されてるから、
 身構えなくても楽勝だぜ!」


 そう思いながらリラックス状態で
ジャンピングロードを通過。


 ガツン!!


「えっ!?」


 そう、ジャンピングロードは
補修などされてなかった
のだ。

 つまり、
昨日何もショックを感じなかったのは、
クルマが「クラウン」だったから

ということだ。


 片やシートを掴んでないと
ジャンプしてルーフで頭を打つ。

 片や、平坦な道を通過するがごとく、
何のショックも伴わず走り抜ける。


「クラウン、
 確かに乗り心地のいいクルマだと思っていたが、
 ここまで歴然とした違いがあるのか?!」



 その衝撃はジャンピングロードを超えていた。

 この体験をしたとき、俺様の中で
「クラウン」が憧れへと変わったのだ。



憧れだからこそ、ハンパでは買えない!


 当時、俺様を憧れさせたクラウンが、
今のクラウンより優れていたかと言えば、
普通に考えてそんなはずはないだろう。

 なにしろ当時の俺様と今の俺様では、
クルマを評価する際の「ものさし」の
レベルが丸っきり違うのだから。

 今の俺様が当時のクラウンに乗れば、
「なんじゃこりゃ?」となるかもしれない。


 しかし、当時の俺様が
強烈に憧れたクラウンのイメージは、
もはや消しようのないものなのだ。


 俺様は憧れのクルマ、
「クラウン」が欲しい。

 しかし、
逆に「憧れ」だからこそ、
新型に試乗してみて、

「いや、俺様が憧れたクラウンは、
 こんなモンじゃないはずだ!」

と、他のクルマに比べると
厳しいジャッジを下してしまう面も
あるのかもしれない。


 俺様の「憧れ」のクルマとして
ふさわしいレベルの新型が登場し、
晴れてクラウンが俺様の愛車となる日は
いつの日だろうか。

 いつか絶対に乗ってやる。

 でも、焦らずに、
納得のいく新型クラウンが誕生するのを
気長に待ちたいと思う。


 以上、
俺様がクラウンに憧れるようになった
経緯について長々とお話ししました。

 全部読まれた方、もしおられましたら、
お疲れ様でした。(^o^;




************************
30代以上のサラリーマンの方へ。
俺様は動き出しました。あなたもそろそろ。(-_-)
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コメント
非公開コメント

初めまして^ ^

この記事を読んで簡単に中古のクラウン買った自分が恥ずかしくなりました(^_^;)

これから俺様の納得できるクラウンは果たして出てくるのでしょうか?

自分はゼロクラあたりからの知識しかないですが180→200→現行へのコストカットっぷりをみてると不安になります(^_^;)

2015-12-07 12:21 | from うめ

初めてコメントさせて頂きますm(_ _)m
クラウンの記事だったものでついつい。

先月、MC後のクラウンアスリートHV契約して1月末に納車されます。
MC前のクラウンには惹かれるものがあまり無く車購入の時の候補に挙がらなかったのですが、MCで追加されたカラーや更に立体的になったフロントやリヤを見て初めてカッコいいと思いました。
やっぱり感性は人それぞれですね(^_^;)

ちなみに天空(水色)カラーにしました!
最初クラウンで水色?だっせえ…って思ってましたけど、試乗車がそのカラーで実際に見てみた感じ、とても綺麗でカッコいいと簡単に考えが変わりました笑

2015-12-08 04:25 | from KY

Re: タイトルなし

辛口系男子(管理人)です。

> これから俺様の納得できるクラウンは
> 果たして出てくるのでしょうか?
>
> 自分はゼロクラあたりからの知識しかないですが
> 180→200→現行へのコストカットっぷりをみてると
> 不安になります(^_^;)

 そうなんです。
俺様もそこが不安なんです。

 なんせ、俺様が憧れた頃のクラウンと
今のクラウンでは「ポジション」というか、
「格」が違いますからね。

 今はモデルチェンジを繰り返すたびに
格下げ方向に向かっていると感じます。

 まぁレクサスを展開している手前、
高級車という位置付けでありながら
高級になりすぎてはいけないという、
難しい立ち位置になってますからね。。。(-_-)

2015-12-08 12:09 | from 辛口系男子(管理人) | Edit

トヨタ/レクサスの200t車のインプレを

いつも楽しく読ませていただいています。

最近トヨタ/レクサス車が2000ccターボのエンジンを載せた車が次々に発売されているのが気になっています。
十分なトルクがあるのか、静粛性など俺様に試乗していただき、インプレッションをお願いします!

クラウンアスリート2.0直噴ターボ
レクサス>IS200t、RX200t、RC200tなどです。

宜しくお願いします。

2015-12-08 13:59 | from 俺様のファン

私も家に自家用乗用車がない子供時代を過ごしたので、主さんの気持ちは凄く良く理解出来ます。(家には2tトラックしかなかった)

私が子供だった80~90年代は自家用乗用車といえばセダンで、セダン=仲良し家族のイメージで羨ましかったものでした。

なので、セダンが時代遅れとなり自家用乗用車の主役の座がミニバンやSUVに奪われた今でも、自分にとって自家用乗用車=セダンで、これからも可能な限りはセダン(または4ドアクーペ)に乗り続けたいと思っています。

2015-12-10 22:02 | from アクセラユーザー

俺様氏ご無沙汰しておりますm(_ _)m

クラウン。うちの祖父も昔乗ってましたよ。130系クラウンの3リッターロイヤルサルーンでした。ボディ色も紺色と、かなり渋目な色でしたね。内装色まで紺色でしたが。
自分も、祖父のクラウン乗っていた時当時まだ小学生でしたが、乗り心地の良さや静粛性には驚きましたね。リアシートにはクールボックスやリアエアコン、リアシートにパワーシートまで付いていたので、ロイヤルサルーンGと殆ど変わらない装備内容だったかと。

それで今現在出ているクラウンには遂にクールボックスの設定なくなってしまったんですよねぇ。需要全くなかったんでしょうか?

仰るようにモデルチェンジの度になんか質感が低下していると言うのは見受けられますね。下手したら先代型の方が内装の出来栄えが良いと言うパターンが多いですね。

この前マイチェンでアスリートにターボエンジン搭載しましたが、俺様氏的にはどうでしょうか?
是非とも試乗感想等聞きたいです!

2015-12-10 23:01 | from ホンダ車乗り | Edit

No title

愛車を購入後は、試乗がなさそうなので・・・
過去の試乗した車の試乗記を毎週アップしてくれると面白いし、なつかしいかも・・・

2015-12-11 17:25 | from -

No title

ここ1カ月くらい拝見しております。クラウンの話興味深く拝見しました。私は90年のころから車に特に興味を持ちました。スカイラインとかフェアレディZが格好いいと小学生から思っていましたので、90年当時セダンがもてはやされ、マーク2とかクラウンてそんなに格好いいかなあと思っていました。本題ですが、91年にクラウンが3つに分かれたと自動車雑誌に出ていたと記憶しています。おとなしい売れ線のロイヤル、走りに振ったアリスト、従来の高級なクラウンはマジェスタになったと評論家のどなたかが書いていました。つまり、俺様様が注目すべきなのはマジェスタと思います。

2015-12-23 22:16 | from 腹一杯 | Edit

Re: No title

辛口系男子(管理人)です。

 返信遅くなりました。
クリスマスなので、いろいろと雑多な用事が
たくさんあったもので。(^o^)


> クラウンの話興味深く拝見しました。

 あんなクソ長くてまわりくどい記事を
読んで頂けたとは、ありがとうございます。(^^)


> スカイラインとかフェアレディZが格好いいと
> 小学生から思っていましたので、
> 90年当時セダンがもてはやされ、
> マーク2とかクラウンて
> そんなに格好いいかなあと思っていました。

 当時、セダンが人気があったのは、
カッコいいとか悪いとかよりも、
むしろバブル景気を背景にした、
「ステータスシンボル」として
人気があった面も大きいです。

 当時、セダンは他のタイプのクルマと比べると、
明確にヒエラルキーが構築されていて、

カローラ → コロナ → マークII
→ クレスタ → クラウン → セルシオ

サニー → ブルーバード → ローレル、
セフィーロ、スカイライン → セドリック/グロリア
→ シーマ

など、まぁ他にもありましたが、
ざっくりメジャーなところを
取り上げただけでもこんな感じで、
格付けみたいなものがあってですね、
どのランクのクルマに乗ってるかが
当時のおっさんたちには重要なこと
だったりしたのです。
(いまだにその価値観を
 引きずってるおっさんも多数います)
変な時代でしたが。(^_^;


> 本題ですが、91年にクラウンが
> 3つに分かれたと自動車雑誌に
> 出ていたと記憶し\ています。

 それは俺様は初耳です。
まぁ当時の俺様はクルマ雑誌とかは
あまり見てなかったですからね。
(今もそんなに頻繁には見ないですが)

> おとなしい売れ線のロイヤル、
> 走りに振ったアリスト、
> 従来の高級なクラウンはマジェスタになった
> と評論家のどなたかが書いていました。

 それはなんかちょっと
強引というか、乱暴な記事のように
感じますね。

 マジェスタは「クラウン マジェスタ」
なのでもちろんそうなのですが、
アリストなんか関係あったかなぁ?(^^;

 バブル当時、
クラウンは4リッターモデルが登場するなど、
ちょっとグレードに幅が出過ぎたので、
従来路線のクラウンと
より高級化を図ったクラウンに
分かれただけだと認識してました。


> つまり、俺様様が注目すべきなのは
> マジェスタと思います。

 今やそういう流れなのかもしれませんね。
マジェスタも以前のモデルと比べると、
現行モデルは明らかに「格下げ」
されてますから。
これからはマジェスタが従来で言うところの
クラウンに当たるモデルになっていく流れ
なのかもしれませんね。(-_-)

2015-12-25 17:58 | from 辛口系男子(管理人) | Edit

V40を・・・

はじめまして。
いつも楽しく拝見しております。

ひとつお願いがあるのですが、V40 T3の試乗をお願いできないでしょうか。

現在私が検討している車種なのですが、数か月前にエンジンが1600→1500とダウンサイズになり、更に総重量も+50kgアップしパワーに若干の不安があります。

実際試乗したのですが、車の多い街中でしたので、イマイチ分からず・・・
また、ネットのレビューもT4と言われるダウンサイジング前のグレードが殆どで参考になりません。

そこで色々な車に試乗されている管理人様にも乗って頂きたいと思いました。
お忙しいとは思いますが、お時間があれば宜しくお願い致します。

2015-12-29 20:43 | from かい

No title

はじめまして。
“憧れだった2000cc”で検索してたらたどり着きました。
憧れのクルマ、すごく共感しちゃいました。
わたしの憧れはスカイライン。同じく所有したことありませんw

2016-01-28 12:21 | from kazoo | Edit

いつかはクラウン。憧れでした。
齢50越えて手にします。
ゼロじゃないんです。

2017-02-18 00:13 | from 0202

私も同じような理由でクラウンこそ、憧れを抱いた最初車です。
圧倒的な静粛性、バブル全盛期のハイテク満載感。130系クラウンが与えた影響は大きいです。

2017-03-13 01:03 | from -

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